こんにちは!
薬院六つ角矯正歯科です😁
今日は、マウスピース矯正が失敗する理由についてお話したいと思います。
現在、多くの歯科医院で様々なマウスピース矯正を行っていますが、一方多くのマウスピース矯正の失敗の報告があります。
当院でも他院でのマウスピース矯正治療後の再相談を受けることがあります。
なぜ、治療がうまく成功にいかないのでしょうか?
今回は、マウスピース矯正が成功しない理由についてお話します。
マウスピース矯正で歯並びが改善しない理由としては以下の3つの原因が考えられます。↓
マウスピース矯正治療で歯並びが改善しない原因
1.歯科医師の知識力、技術力
マウスピース矯正は、矯正を専門とする日本矯正歯科学会認定医の歯科医師以外でも治療することができます。
つまり、歯科医師なら、誰でもマウスピース矯正を行うことができます。
矯正歯科は、矯正歯科専門医院があるくらい専門性があり、歯並びを治すには、高度な矯正治療の技術と知識が必要です。
もし、矯正に対する技術と知識が乏しい歯科医師がマウスピース矯正治療行うと、治らないリスクが高まります。
治らなないリスクが高まる理由としては、デジタル上の治療計画の動きと実際の歯の動きは違うことが多く、治療計画通りに歯が動かないことがあります。その場合、治療計画の修正力やワイヤー矯正を行う技術が必要ですが、矯正を専門にしてない先生ですと、それらの矯正の知識や技術が少ないことが多いからです。
また、マウスピース矯正の装置にもいろいろ種類があります。歯並びの難易度に応じてマウスピースの装置を選択しないと治らないことがあり、歯科医師は、正しいマウスピース矯正の装置の選択が求められます。
2.装着時間が短い
マウスピース矯正は、歯並びが治るまで1日20時間以上を必ず毎日使用します。使用時間が短いと、歯が治療計画通りに動かず、治療は成功しないです。
マウスピースは入れっぱなしにしてはだめで、歯磨きや飲食(水を飲む以外)の際は外して、終わったら、マウスピースを入れる作業を繰り返し行わないといけないので、患者様の管理能力が必要です。
3.モチベーションが下がる
2の装着時間と似ているのですが、矯正治療の治療期間は長いです。患者様によっては、3年ぐらいかかる方もいらっしゃいます。治療途中でモチベーションが下がって使う時間が短くなると、満足した結果が得られなくなります。
以上となります。
個人的は、マウスピース矯正治療は、適切な診断を行えばとても良い治療だと思います。歯磨きしやすいですし、目立たないですよね。ただ、マウスピース矯正の良いところ見るだけではなく、悪いところを知っておく必要があります。今回はマウスピース矯正失敗のリスクについて説明しましたが、マウスピース矯正を行いたい方は、上記の原因を理解した上で矯正治療を行うことをおすすめします。
当院では、患者様の歯並びやライフスタイルに応じて、どの矯正が良いかをおすすめしています。
歯並びが気になる方は、一度矯正相談に来てみてください😊
お待ちしてます🤗